北京-上海の高速鉄道:料金の決まり方と所要時間
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北京と上海の間は約1,300キロあり、高速鉄道(中国版新幹線)のG系統なら停車の少ない便でおよそ5時間前後、停車の多い便では6時間ほどかかる。 料金は列車と座席等級によって変わるうえ改定もあるため、この記事では金額を並べない。代わりに、料金が何で決まるのか、そして飛行機とどう比べれば判断を誤らないかを書く。
料金を決めているのは二つの要素
一つは座席の等級だ。二等座、一等座、そして最上級の座席という段階があり、同じ列車でも等級が変われば価格帯はまとまった幅で動く。もう一つは列車そのもので、停車駅が少なく所要時間の短い便ほど高くなる傾向がある。つまり「北京-上海はいくら」という一つの答えは存在しない。
正確な金額は予約画面にしかない
料金は改定される。どこかの記事に書かれた数字を覚えて出発すると、予算の前提が古いまま旅程を組むことになる。見るべきなのは、乗る日と乗る列車を選んだ状態の予約画面だ。そこには等級ごとの価格と残席が同時に表示されるので、比較もその場で終わる。予約の手順は12306の使い方にまとめてある。
飛行機と比べるなら駅と空港の位置で比べる
この区間は航空便も多く、空中にいる時間だけを見れば飛行機のほうが短い。ただし比べるべきは、宿の玄関を出てから次の宿に着くまでの合計だ。高速鉄道の駅は市街地寄りにあり、保安検査も空港ほど時間を取らない。一方で空港は市街から離れ、搭乗手続きと手荷物の受け取りが前後に付く。この差を足していくと、順位が入れ替わることは珍しくない。
| 比較する点 | 高速鉄道 | 飛行機 |
|---|---|---|
| 移動そのものの時間 | 5〜6時間程度 | 高速鉄道より短い |
| 発着地の位置 | 市街地寄りの駅 | 郊外の空港 |
| 遅れの出方 | 天候の影響を受けにくい | 天候や混雑で変動しやすい |
出発する駅が一つではない
北京側にも上海側にも複数の駅があり、どの駅を発着するかで市内からの移動時間が変わる。安い便を選んだつもりが、駅までのタクシー代と時間で相殺されることもある。宿の場所を決めてから駅を選ぶか、駅を決めてから宿を選ぶか、順序を意識しておくと無駄が減る。
時間帯の選び方で一日の使い方が変わる
朝一番の便に乗れば到着日の午後を丸ごと使えるが、その分だけ早起きと駅への移動が前日の夜に影響する。夕方の便なら出発地で午前中の予定を入れられる代わりに、到着後は宿に入って終わる。どちらが得かは日程次第で、料金の差より旅程への効きが大きいことも多い。
車内では通信が使える前提で動く
移動中に資料を読む、翻訳しながら次の予定を確認する、到着後の配車を手配する。この5、6時間を作業に使えるかどうかは、通信が続くかで決まる。トンネルや山間部では途切れることもあるが、車内Wi-Fiを探すより自分の回線を持っているほうが確実だ。日数と容量の目安は料金ページで、仕組みそのものはeSIMとはで確認できる。
荷物の扱いは航空便と違う
鉄道は預け入れの手続きがなく、荷物は自分で車内まで持ち込む。乗り換えのない一本の移動なら、この点は素直に楽だ。ただし大きなスーツケースを持って乗降するので、混雑する時間帯の座席位置は考えておいたほうがいい。
金額を先に知りたくなる区間だが、実際に効いてくるのは合計時間と駅の位置だ。そこを決めてから予約画面を開けば、選択肢は自然に絞られる。
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